こんな時だから本を読もう(5)~読書感想文の書き方~

僕が小学生のころ夏休みになると「課題図書」が指定され読書感想文の宿題が出されました。
当時読書嫌いだった僕は、本を読むのが苦痛で、毎年同じ本の感想文を出してごまかしていました(笑)。
400文字の感想文を書くだけで、泣きたくなるような苦労をした記憶しかありません。

今もそんな宿題があるかどうかは、わかりませんが、在宅勤務になった新入社員たちにも本を読んで、その感想や所感をレポートするというような課題も多いようです。

そこで、だれでも書ける感想文の書き方を紹介します。それは…


「起承転結」です。

というと、そんなことわかっているし!と言われそうですが、キーワードとなる接続詞を順番に並べる「魔法のフレームワーク」を用いれば、めちゃくちゃ簡単に書けます。

その魔法のフレームワークが

「私は」「考えてみると」「でも」「だから」です。

この接続詞を用いるだけで起承転結が明確になり、最後に結論として「締め」を入れれば、感想文を読む人を唸らすことができます。


(私は、)本文の○○について感銘を受けた…。            起
(考えてみると、)こうしたことは日常でもよくあることだ…      承
(しかし、)実際のできているかというとまったくできていない。     転
(だからこそ、)私はこの考え方を取り入れていきたい         結
 具体的には、○○を実践する。そのことで○○が変わると確信するからだ 締

このように結論の後に実践項目まで具体的に書いてあると、読み手はあなたの今後に期待するでしょう。

この簡単なフレームワークはあらゆる場面で活用できます。

ぜひ試してみてください。