鉄の道をつくる仕事

 プロフェッショナルたちの底力 

   ~雨が降ろうが、ヤリが降ろうが~ 

先日、鉄道関連の夜間工事に立ち会いました。

その日は、あいにくの降水確率100%。

夜半から土砂降り状態でした。

そんな中、ホームの施工、駅舎の施工、そしてレール交換と、

同じエリアの中で土木、建築、軌道の工事が同時に行われて

いました。

一般の人には、その違いは判らないかもしれませんが、

それぞれの専門分野でのプロフェッショナルたちです。

土砂降りの中でも、もろともせず自分達の担当工区を粛々と

進める彼らのパワーに感動しました。

弱音を吐くことは簡単です。

でも、雨が降ろうが雪が降ろうが、誰かがやらなければならない

工事です。

そこに彼らのプロ魂を見ることができました。

特に営業線での工事は特殊なもので誰でもできるようなもの

ではありません。

以前、若い職員が言っていました。

「駅工事に携われることに誇りを持ち、日々のプレッシャーに

負けず、無事故で竣工を迎えます!」と。

彼の眼には、プロフェッショナルとしてのプライドと責任感が

宿っていました。

最後まで事故がないよう気を付けて、無事竣工して欲しいものです。